カウンセリング方針

カウンセリング方針

自己解決を導き出すカウンセリング

当院を受診する方々の中には、これまでにさまざまなカウンセリングを受けた経験をお持ちの方もいらっしゃいます。
その中で、「先生にたくさん話を聞いてもらったけど、最後のアドバイスにがっかりした」とか「求めていないのにアドバイスされた」といったお話をされる方も多いです。
カウンセリングにはさまざまなスタイルがあるため、方針も様々ですが、当院では患者様の自立を目指しています。
そのため、自分自身で答えを出すことができるよう、カウンセリングではただ耳を傾けるだけでなく、簡単なワークショップを提案することもあります。
自分で答えを導き出すことが重要だと考えています。
カウンセラーに信頼されるよりも大切なこと 理想論と言われてしまっても仕方ありませんが、カウンセラーに絶大な信頼を寄せるよりも、自分自身に信頼を持てるようにカウンセリングを行うことが患者様が最も望むことだと考えています。
依存することよりも自立することが重要です。
もちろん、相手のペースに合わせつつ、ゆっくりと進めていきますので、ご安心ください。
カウンセラーとの「信頼関係」についての考え方 カウンセリングにおいては、信頼関係を築くことが非常に重要です。
心理学では「ラポール」と呼ばれ、質の高いコミュニケーションには相互の信頼が欠かせません。
では、この「信頼関係」を構築するためにはどのようにすればいいのでしょうか?答えは、カウンセラーが心を開くことです。
先入観を持たずに、相手を理解することが重要です。
当院を受診する方々は、さまざまな理由で来院されますが、共通しているのは「現状を何とか改善したい」という思いです。
心のケアにおいては、確かにカウンセラーは専門的な知識を持っています。

信頼関係の構築が重要であり、カウンセラーの専門知識を抜きにしても効果的なコミュニケーションが可能です

私たちは、さまざまな理論に精通しています。
しかし、私たちがカウンセリングを行う上で最も重要なのは、専門知識ではなく、相手の等身大のありのままでお話を聞くことです。
カウンセラーである必要はありません。
相手との信頼関係が構築されたコミュニケーションこそが、人の心を癒す力を持っています。
また、相手の可能性や素晴らしさを自然に見ることができる人間関係は、その人の魅力を引き出すきっかけになります。
当院では、カウンセリングをきっかけに、さまざまなメンタルケアのカリキュラムを用意しています。
お気軽にご相談ください。